
過去の暴落とVIX: VIXの最大上昇率を確認してみよう
1990年から2018年3月までの暴落とVIX指数の推移を確認するとともに,VIXについて前日比の最大上昇率を調べました.株価の下落率としては大したことはありませんが,上昇率という点ではVIXショック時の124%の上昇が最大でした.
1990年から2018年3月までの暴落とVIX指数の推移を確認するとともに,VIXについて前日比の最大上昇率を調べました.株価の下落率としては大したことはありませんが,上昇率という点ではVIXショック時の124%の上昇が最大でした.
ブル型のレバレッジドETFは元の指数の日次リターンのn倍(nは通常2から3)に連動するため,1日の取引時間内に-1/nを超える暴落が発生すると0になって消える恐れがあります.今回は,そのリスクについて考えてみました.
S&P500のETF(SPY, VOO, IVV)の実質コストを,ヒストリカルデータを元に調査・比較しました.投資成績に影響をあたえるほどではないものの,VOOの方が良い結果となりました.
S&P500指数のレバレッジド・ETF(LETF)について,ベンチマークの日次リターンとの乖離の分布を求め,実質コストを求めました.さらに,レバレッジなしの指数の平均年間リターンとLETFの期待年間リターンの関係から,LETFを使う意味がある状況について言及しました.
2007年から2008年の金融危機(リーマン・ショック)時に,最大ドローダウンが大きかった米国株のランキングを作りました.不動産・金融に加え航空会社も上位にランクインしています.また,それらの銘柄をもし2009年初めに買っていたら2017年末のリターンはどうなっていたのかも調査しました.
サブプライム・ショックとリーマン・ショックが発生した2007年から2008年の間で,最大ドローダウンが小さかった米国株を調査しました.最大ドローダウンが小さい銘柄のトップ10をリストアップしています.
VIX系ETP(VXX,SVXY,ZIV)とVIXとの連動性を,VIXリターンを説明変数とする線形回帰によって確認しました.さらに,VIX系ETPがなかった時代で検証ができるように簡単なVIX系ETPのモデルを作りました.実際のETPよりリスクが大きめにでるモデルになっています.
hiroakitさんが提案されているROKOHOUSE式可変レバレッジド・ポートフォリオを参考にして,私hass用にポートフォリオを組んでみました.利益の源泉として株式,債券に加え,ボラティリティが含まれていることが特徴です.
バフェット太郎さんのポートフォリオである「バフェット太郎10種」をバックテストをして,その特性をみてみました.少なくとも過去の結果からは,VTIに比べてシャープレシオとソルティノレシオが高い良いポートフォリオだと思います.
米国のドラッグストア業界の最大手のCVSヘルスの企業分析を簡単にしました.成長分野で増収増益傾向を維持している企業です.要注目です.