世界の人口動態から長期投資に適した地域を考える (オセアニア編)

前回はアジアに焦点をあて,アジア地域とアジアの主な国の人口動態から,長期投資に適している地域と国をみました.やっぱりインドと東南アジアの国々は有望でした.

今回はオセアニアの国々の人口動態をみてみます.

過去記事 世界の人口動態から長期投資に適した地域を考える (アジア編)
過去記事 世界の人口動態から長期投資に適した地域を考える (北アメリカ編)
過去記事 世界の人口動態から長期投資に適した地域を考える (アフリカ編)
過去記事 世界の人口動態から長期投資に適した地域を考える

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オセアニア

オセアニアは,オーストラリア,ニュージーランドやパプアニューギニアの他,フィジィなどの小さい島国から構成されます. 経済規模が小さい島国は今回の対象からはずしています.

人口動態のグラフは国連の人口動態推計を利用して作成しています.
出典 United Nations Population Division

オセアニアの国々は多くても数百万から数千万人程度の人口ですね.人口は少なめですが,右肩上がりで増えていく予想になっています.

オーストラリア

オーストラリアの人口は,2015年時点では2400万人弱ですが,2100年までに1.8倍の4200万人弱になる予想です.アメリカのように人口は多くはないですが,右肩上がりに人口が増加していくのは長期投資の対象としてアリだと思います.オーストラリアは長期投資の選択肢のひとつには入ると思います

パプアニューギニア

パプアニューギニアの人口も長期的に増え続ける予想です.2015年では約800万人だったのが,2100年には約2.3倍の1900万人弱増加しつづけます.ただ残念なのは,パプアニューギニアは人口規模が少ないことに加え,投資可能なETFがないようです.流石にマニアック過ぎてるか.

ニュージーランド

最後にニュージーランドです.ニュージーランドの人口は長期にわたって増加はするものの微増です.大きな人口ボーナスによる恩恵は得られそうにないので,ニュージランドは長期投資の対象としてはうまみはないのかなと思います.

オセアニアを対象としたETF

オセアニアを対象としたETFを表にまとめます.といっても,オーストラリアとニュージーランドだけですね.

シンボル名称経費率取扱証券会社備考
ENZLiShares MSCI New Zealand Capped ETF0.48%ニュージーランドMSCI New Zealand IMI 25/50 Index
EWAiShares MSCI Australia ETF0.48%オーストラリアMSCI Australia Index

SBI証券,マネックス証券,楽天証券のいずれのネット証券でもこれらのETFは取り扱っていないみたいですね.それでも投資するなら,IB証券などの海外の証券会社をつかうことになりそうです.

まとめ

今回はオセアニアの国々の人口動態に着目して,長期投資の対象として魅力的かどうかをみてきました.

その結果,いずれの国も人口は長期に渡って増加する見込みではあるものの,人口そのものはそれほど多くありませんでした.そのため,長期投資の対象とはなるけれども,進んで投資するような対象にはならないと思います.それでも,あえて投資するならオーストラリアだと思います

世界的な下落局面で悪く売られすぎたときに,それらを買ってポートフォリオの一部に組み込むのはおもしろいかもしれません.