2019年12月は,英国の総選挙では保守党の圧勝とようやくBREXITの道筋が明確になったことや,米中貿易戦争の第一弾合意の見通しがたったということで,世界的に株式市場は好調に推移しました.
そんななか,12月のhass fundの運用成績は前月比2.6%でした.まずまずな結果となりました.ちなみに,11月分の運用成績は途中まで作成し下書きの段階にはありますが,時期が時期なのでアップしないことにしました(´ー`)
パフォーマンス
投資成績については以下に従って求めています.
パフォーマンスを算出するにあたり,売買手数料(税込),配当(税引き後),および売却益(税引き後)を考慮しています.ただし,売却益の税金は翌年の確定申告後に反映させます.
月次リターン
12月のhass fundは前月比2.6%ととなりました.一方S&P500(税引き後配当込)とTOPIX(税引き後配当込)はそれぞれ前月比2.16%と2.82%1なお,TOPIX(税引き後配当込)は12/17のデータを使用しています.でした.
次にhass fund の内訳をみてみましょう.オプションを除いたすべてのポートフォリオが好調でした.特に,日本株が好調3.7%のプラスとなっています.また,10月まで不調だった米国株(ナイジェリア)は先月に引き続きプラスになっています.一方で,オプションポートフォリオは3ヶ月連続でマイナスリターンとなっています.これは,株の下落方面にかけたVIXロングポジションの影響が主因です.
基準価額
hass fundの基準価格は2019年初と比べるとプラスにはなっているものの,他の指数は2018年の高値付近かそれを大きく上回っています.これを考えると,hass fund はなかなか厳しいですね.ちなみに,2019年のリターンはhass fund が約15%強,S&P500(税引き後配当込,円建)が約30%,TOPIX(税引き後配当込)は約20%弱となっています(´・ω・`)
資産額
資産額は以上な感じ.資産目標としてはちょうど1年くらい遅れている状況です(´・ω・`)
ポートフォリオ
全資産
ポートフォリオの配分は大きく変わっていません.
日本株
日本株は好調で,特にピックルスコーポレーションは業績の上方修正があったため大きく株価が上昇しました.ただ,第三四半期決算短信がでた直後セルザファクトなのか期待に達していなかったのかわかりませんが,年末にかけて大きく売られました.
また,竹本容器をすこし買い増したのでその分竹本容器の比率が大きくなりました.
米国株
NGE100%のポートフォリオはかわりません.PAKを購入しようと検討はしていましたが,パキスタンの財政状況が気になって見送っています.
一方で,NGEは若干買い増ししました.というより,ほぼ毎月買っているのでつみたて感覚ですね.ちなみに,NGEの後期の配当権利日が12月末にありましたが,配当額は約0.08ドルでした.前期が約0.76ドルで,前期に大半出ていたことになります.
オプション取引
オプションポートフォリオは,損益の調整やロールオーバー,VIXロングのポジション調整をしたぐらいで大きな変化はありません.
結果的には,もっとベアETFのレバレッジショート戦略のポジションをもっと取っていればよかったですね.ただ,やっぱり新規のポジションをどんどん増やして行く気にはなれませんね.
つみたてNISA
つみたてNISAはあいかわらず,eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)を中心に積み立てています.楽天ポイントに目がくらんだため,ポートフォリオはごちゃごちゃしていますが,損益に対する影響は軽微です.
おわりに
ということで,2019年12月はS&P500には負けましたがそこそこ良い結果となりました.
2020年はどういう年になるかわかりませんが,大きく戦略を変えることはないと思います.世界の成長にかけて株式をメインに長期投資しつつ,過剰に楽観的な相場のときには下落に備えてVIXをロングするという感じでいきたいです.今の所,かなり好調な株式市場でVIX系ETFであるUVXYの減価の影響がかなり大きくなった状況ですが,VIXロングのポジションがそれほどリターンを押し下げなかったので結果的には良かったかなと思っています.引き続き続けていきたいと思います.
2020年はいい年になるといいですね(*´ω`*)
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