運用成績 (As of 2018.11.30)

11月は,原油価格の下落や米中貿易問題,米国大統領選挙,米国ハイテク銘柄の業績鈍化を受けて,世界的に株式市場は大荒れとなりました.

そんななか,11月末時点のhass fundは前月に引き続き下落し,前月比-3.76%の結果となりました.主に,日本小型株の下落とオプションでポジションをとっていたAAPLの被弾の影響が大きかったです.

ということで,11月末時点のhass fundの詳細について見ていきます.

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パフォーマンス

投資成績については以下に従って求めています.

投資成績の計算方法とベンチマークの決め方
長期的に資産形成する際に,定期的に自身の投資成績をチェックすることが大事です.私は,日本株と米国株を対象とした株取引とオプション取引のアクティブ運用と,投資信託を使ったインデックス投資のパッシブ運用1を組み合わせています.プロの運用...

パフォーマンスを算出するにあたり,売買手数料(税込)配当(税引き後),および売却益(税引き後)を考慮しています.ただし,売却益の税金は翌年の確定申告後に反映させます.

年初来

年初来パフォーマンスを確認します.

hass fund は前月比-3.76%だった結果,年初来で-18.2%となりました.一方で,税引き後配当込のTOPIXとS&P500は,それぞれ前月比で1.3%,3.0%の上昇となり,年初来では-6.7%と5.3%となっています.

hass fund の内訳をみると,つみたてNISA分は前月比でプラスになっているものの,その他の資産は軒並み下落していますね.つみたてNISAの大半は米国市場への投資になっているため,S&P500の上昇とともに上がっています.

hass fund の下落の主因は,オプションポートフォリオの下落です.オプションポートフォリオは前月比-9.72%の下落しており,これがhass fund全体のパフォーマンスを大きく下げています.

その原因は,AAPLの株価下落が主な原因です.AAPLのCallオプション(合成)をLEAPSで持っていましたが,今回の下落で1/3くらいの価値になりました(´ー`) 期限が2年以上先のLEAPSオプションなので,なんとかなると楽観的ですが,レバレッジをかけている分ポートフォリオ全体のパフォーマンスに大きな影響を与えています.

基準価額

以上の結果,基準価額はこんな感じになりました.

hass fund の基準価額は,3月末時点を下回って,下落しました.一方で,税引き後配当込の2つの指数は上昇し,hass fundは大きく差をつけられた格好です.

クソダサい投資家感がでていますね(´ー`) おとなしく指数に投資していたら報われていたものを.

資産額

資産額はこんな感じになってます.

9月末では目標値近くまで増えていたものの,ここ2ヶ月で130万くらい資産が減りました.目標から遠のく形にはなりましたが,特に投資方針を変えようとは思っていません.投資の手段や方法はより良いものがあれば乗り換えるかもしれませんが.

さて,年末にかけて株式市場は盛り返すかわかりませんが,今年はお金を溶かした1年となりそうです.

ポートフォリオ

全資産

資産全体のポートフォリオはこんな感じになっています.

配分は先月から大きな変化はありません.全体の大半を占める,日本株とオプションの割合が,今回の下落によって,前月は74%だったのが70%に下がりました.

日本株

日本株はこんな感じです.

11月の売買はこんな感じです.

  • 3341 売 日本調剤
  • 4248 買 竹本容器
  • 2208 買 ブルボン

日本調剤はすべて売却しました.日本調剤の第2四半期決算がありましたが,思いの外薬価改定の影響が多きかったため,一旦売りました.業界としては成長産業で有望だと思うので,薬価改定の影響をこなせたら買い戻したいなぁと思っています.

竹本容器は決算が良かったので買い増ししました.ただ,今の所高値づかみになっている状況です.ただ,バリエーション的には適正価格くらいかなーという感じだと思うので,市況が良くなるを待つだけかなーと思っています.

ブルボンも買い増しです.ブルボンは,チャートをみると,年初あたりをピークにずっと下げています.つまり,落ちるナイフを掴んだわけです.ブルボンはROEをみると8%程度で魅力はないし,IRはやる気はないし,配当性向は低いし,株主を向いた経営をしているようには思えない企業です.特にIRのページは今まで見てきた中で一番イケてないと思います.
ただ,ここ10年の業績は地味ではありますが成長しているし,経営陣が株主を向いた経営をしたら,見直されるんじゃないかなぁと思って買っています.

米国株

米国株ポートフォリオはこんな感じ.

原油価額の大幅下落によって,原油価格に大きく影響を受ける NGE も緩やかに下落しました.ちょうど指値にひかかったのでポジションが先月に引き続き大きくなりました.

ナイジェリアは長期的には有望で,指標的にも十分割安なので,また下がれば買い増ししていきたいと思っています.

投資対象としてのナイジェリア: フロンティア市場の有望な国だと思うよ
投資対象としてナイジェリアについて,人口動態やGDP,通貨などのデータをもとに検証しました.また,ナイジェリアの株価指数の一つである「MSCI All Nigeria Select 25/50 Index」についてまとめています.

オプション取引

オプションポートフォリオはこういう感じになっています.円グラフの割合は証拠金+評価損益をベースとして算出しています.

オプションは以下のポジションを新規にとりました.

  • VIXY Buy (Synthetic Put)
  • DEM Short (Covered Call)

VIXYはオプションを組み合わせて作ったPutオプションのロング・ポジションで,買い増しです.オプションのロングなので,いったんボラティリティが低下したタイミング1で買っています.

DEM は先月に現物が割り当てられたのでそれを使ったカバード・コールを作りました.今の市況ならexpireで終わるかなーと思っています.

つみたてNISA

つみたてNISAはこんな感じになっています.

今回から「eMAXIS Slim S&P500」と「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」の積立を開始しました.もちろん楽天ポイント狙いです.

また,「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」を多めに積み立てています.

その結果 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の割合と最初に積み立てていた楽天VTIの割合が同程度になっていきました.最終的には,国の比率が,米国52%くらい,日本12%くらいになったようなポートフォリオを目指しています.

おわりに

以上のように,指数が上がっている中hass fundはマイナスという結果に終わりました.

オプションをレバレッジをかけるツールとして運用してきましたが,いろいろと思うことがありました.

  • 状況に応じてオプション戦略を動的に変化させた方が良さそう
  • VIX系ETPのオプションは,そのボラティリティのおかげでROICが低くなる
  • SH (S&P500のベアETF)をオプションで合成してSHショートすると借株料分お得になりそう

詳細については別の記事に書きたいと思います.

また,ついにレバレッジド・バランスファンド「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」がでてきたのでめっちゃ注目しています.スペック的には及第点なファンドで,最初からこのようなファンドがでてくるとは思いませんでした.レバレッジのかかってない3分法ファンドはいろいろなことがアレなファンドなので,そういうレバレッジファンドがでてくるのかと思っていたので.他の運用会社からもレバレッジド・バランスファンドが出てくることを切に願っています.

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レバレッジド・バランスファンドの「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」について概要と期待されるパフォーマンスをバックテストでチェックしてみました.今のところ,魅力的かつ期待できる投資信託だと思います.

さて,年末から年度末にかけて,いろいろと忙しくなるため,ここ数ヶ月以上にブログの更新は滞る予定です.別に,パフォーマンスが悪いからってわけじゃないんだからね(。>﹏<。)


  1. ボラティリティが高いとオプション価額が上がるためです. 

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