宝くじの期待って0.5くらいだから,こんなん買うより株買った方が良いよねー
と,宝くじに対して私は否定的でした.しかし,べーやんさんの記事の影響で少し考え方が変わりました.
堅実な投資家(自称)が宝くじに夢を託しても良いかもと.
参考 投資家の私が当たらない宝くじを買う理由 | 30代サラリーマンのお金の貯め方
ということで今回は,ジャンボ宝くじについてつらつらと書いてみます.
宝くじ
ジャンボ宝くじは年5回開催される全国自治宝くじです.グリーンジャンボ宝くじ(毎年3月),ドリームジャンボ宝くじ(毎年6月),サマージャンボ宝くじ(毎年8月),オータムジャンボ宝くじ,年末ジャンボ宝くじ(毎年12月)の5つです.
これらのうち,グリーンジャンボ宝くじとオータムジャンボ宝くじは販売ユニット数に制限があるため売り切れる場合があります.それ以外のジャンボ宝くじには,販売枚数制限はありません.
1枚300円で購入できます.ジャンボ宝くじには1ユニット2000万枚につき,1等が1枚含まれます.2000万分1の確率で1等があたる計算です.
当選金の額は宝くじによって異なりますが,いずれの場合も概ね売上の半分程度が当選金として払い出されます.例えば,2017年の年末ジャンボ宝くじでは次のようになります(25ユニット分).
売上の半分程度が当選金として払い出されるのでざっくり期待値は0.5ですね.これを投資として考えると割の合いませんよね.長期に繰り返すと元手が半分になる計算です.
宝くじの収益は自治体に使われる
宝くじの収益の使途をみてましょう.
宝くじの収益のほとんどは販売元の全国都道府県と20指定都市で利用されますね.また,災害が発生した際にも宝くじが開催されることもあります.直近では,東日本大震災の際に復興支援の宝くじが販売されました.つまり,宝くじを購入することは額面の4割をに寄付していると考える事ができるでしょう.
さて,最近流行りの仮想通貨への投機も国への寄附(納税)とみることができないでしょうか.仮想通貨への投機はゼロサムゲーム1であり,そのなかでお金の奪いによって利益がでるとその利益に対して総合課税されます.仮想通貨の投機によって大儲けした人は多額の納税をしてくれるはずです.
とはいえ,仮想通貨への投機は大きく損失を出すこともあることから,はじめから一部が自治体の収益になる宝くじを買う方が,リーズナブルに夢を買うのと自治体を潤すことの両立ができているのではないでしょうか(無理やり).
もちろん,期待値を考えると仮想通貨への投機の方が現時点では高いと思います(上昇方向へバイアスがかかっているので).しかし,前後賞合わせて10億円に相当する額を,仮想通貨への投機で達成するのには結構な元手が必要になることでしょう.
戦略は3枚連番で!
夢を買うなら宝くじでしょうということで,宝くじの買い方を考えてみましょう.
当たり前ですがやみくもに沢山宝くじを買っても,何かが当たる確率は上がるものの期待値は変わりません.単に,お国に収めるお金が大きくなるだけですね.
一方で,ジャンボ宝くじには前後賞があります.今回の年末ジャンボ宝くじでは,1等と前後賞合わせて10億円になります.夢がありますね.
ということで,10億円の当選を狙って,連番で3枚の宝くじを購入しました2.
宝くじは全国のチャンスセンターとネットで買える
ジャンボ宝くじは全国にあるチャンスセンターで買うことができます.
外部サイト 宝くじ売り場マップ | 宝くじ公式サイト
また,みずほ銀行のみずほダイレクトを利用している方や宝くじラッキーラインを利用すると,ネットからでもジャンボ宝くじを買うことができます.
宝くじが当たった場合はそのまま銀行口座に入金されるので便利です.ただし,宝くじは1セット(10枚)単位でしか買えないことや,購入した宝くじ番号の通知と一定額以上の当選の際の通知にそれぞれ62円かかることに注意が必要です.
外部サイト 宝くじの通信販売のご案内 | みずほ銀行
ネットでも宝くじを1枚から買えたら,ネットで買っていました.
さいごに
宝くじは自治体への寄付だと思うと同時に夢を買うということで,私は宝くじを連番で3枚買いました.
ただ,買ってから思うのは,別に1等と前後賞のどれかひとつでも十分な額だということです.次回からは1枚だけ買う予定です.
急に投資金額が大きくなったり,投資手法が保守的になったり,ブログ更新が数ヶ月以上なくなったりしたら察してください.
宝くじあたるといいなぁ
追記: 宝くじをするなら100円BIGがコスパ良いと思います.
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