最近オプション取引に興味を持ち,IB証券に口座を開きました.
米国株に投資をする際に,「この価格まで下がったら買おう」ということで,指値注文をするのですが,なかなか指値注文がささらないことがあります.そうなってしまうと,投資の機会損失を被ってしまいくやしい思いをしてしまいます.また,自分なりに割高だなと思うような株を進んで買っていくにはかなりストレスを感じます.
そんなことを考えていたところ,オプションを使うとそのような機会損失を回避できることを知りました.例えば,「cash secured put(CSP)」や「coverd call writing (CCW)」を使うと実現できます.
日本にもかぶオプとか日経平均のオプションとかありますが,流動性に難があるようです.
そこで,オプション取引の本場の米国でオプション取引をするために,海外口座を Interactive Brockers 証券(IB証券)で作成しました.
IB証券に口座を開くにあたって,こちらの記事を参考にしました.非常に役立ちました.
海外投資に必須のインタラクティブ・ブローカーズ証券の使い方 | 投資の教科書
インタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券)...
サマリ
- 口座開設完了までは,3週間程度かかる
- 入金には癖があり,「非居住者向け口座」に海外送金で入金する必要がある(裏技あり)
口座開設の流れ
私が口座開設をしたときのログを簡単に書きます.
- IB証券のウェブページの「口座開設」から順を追って,必要事項を入力していく
- オプション取引をしたいので,「RegTマージン口座」を選びます.米国株の空売りもできます.
- 確認しないといけない書類が沢山あります.
- ざっと確認してチェックする
- リアルタイムのマーケットデータ等は,有料情報になっています.口座開設後必要があれば,有効にしたらいいやと思って,無料のものだけチェックしました.
- 本人確認書類と住所確認書類として,「パスポート」と「住民票の写し」の写真をとってウェブにアップロードして提出
- 本当はパスポートの代わりに「個人番号カード」をアップロードしようと思いましたが,本人確認書類一覧になかったのでやめました.
- 個人番号カード,ほんと使えない(涙)
- 住所確認のために,簡易書留で「認証番号カード」がとどきます.公式の日本語の資料には「ビンゴカード」って書いてあるのがこれだと思います.
- ウェブでの申請完了後,1週間後程度で届きました.
- IB証券から口座開設完了メールが届く
- 認証番号カードが届いてから,1週間強程度で届きました.
- 日本の証券会社だと,1週間から2週間程度で口座開設完了するので,ちゃんと口座ができるのかドキドキしました.
- 入金するため,東京三菱UFJ銀行から,外国送金の手続をするものの,断念
- インターネットからできそうだったので,「外国送金」の利用手続きをする
- 「送金先口座の登録」をしようとしたところ,「この振込先はネットからではできません」と電話がかかってきた.窓口でしか手続ができないもよう.
- かわりに,ジャパンネット銀行から入金しました(裏技).
- IB証券にて,入金の事前申請を行った上で入金(日本円)
- 入金数時間後,IB証券の口座に入金されていることを確認
- 日本円を米ドルに両替.110円あたりのレートでドル転しました.
- 口座開設が数日早かったら,108円台でできたのに(涙)
- 当日の夜中(NY時間後),オプション取引ができることを確認
おわりに
ようやく米国株のオプションが取引できるようになりました.海外口座を使うと確定申告がめんどくさくなりますが,それ以上にメリットがあると思います.取引ツール(TWS)が高機能すぎてなかなか慣れませんが,いろんなことができそうです.ぼちぼちオプション取引をしていこうと思います.
SBI証券会社やマネックス証券に作っている米国株口座をどうするか悩み中です.
コメント
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