2020年2月は,月末に米国で新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大懸念を発端に,これまでイケイケドンドンで堅調な株式市場に久しぶりの調整らしい調整相場がやってきました.世界同時株安ですね.
そんななか,2月のhass fundの運用成績は前月比-9.73%でした.思っていたほどひどくはありませんでした(´ー`)
パフォーマンス
投資成績については以下に従って求めています.
パフォーマンスを算出するにあたり,売買手数料(税込),配当(税引き後),および売却益(税引き後)を考慮しています.ただし,売却益の税金は翌年の確定申告後に反映させます.
月次リターン
2月のhass fundは前月比-9.73%ととなりました.一方S&P500(税引き後配当込)は-8.55%でした.また,指数に劣後しましたね.
次にhass fund の内訳をみてみましょう.すべてのポートフォリオでマイナスリターンとなっていますが,健闘したのが日本株ポートフォリオで-6.25%でした.一方で,大きく下がったのはオプションポートフォリオと米国株ポートフォリオで,それぞれ-18.29%と-17.24%でした.オプションポートフォリオはレバレッジをかけているし,後述しますが今後を見据えて買い増しをした結果ですね.米国株ポートフォリオはナイジェリアETFしか入っていないのでしようがないです.
基準価額
hass fund は大きく基準価額を下げ,1年間かけて上げた分をすべて吹き飛ばした状況です.一方でS&P500(税引き後配当込)はちょこっと下げただけですね.かなしい.
資産額
以上をうけて,投資資金としては約100万円ほど減った形です(´ー`)意外と少なくてびっくりしました.まだまだ余裕ですね.
ポートフォリオ
全資産
各ポートフォリオの比率はそこまで変わりません.下落が割と小さかった日本株ポートフォリオの割合が若干高くなっています.また,上位銘柄のNGEの比率が大きくなり,NGE太郎1リスク資産の20%をNGEで占めることで名乗れる称号に近づいてきました.
日本株
日本株は竹本容器の損だしを行いました.それ以外の銘柄は,今までの損だしの影響もあり,含み益のままです2決して儲かっているとは言っていないことに注意.2月末の急落で,信用取引でいくつか3竹本容器,ピックルスコーポレーション,丸千代山岡家の3銘柄です購入していますが,現引きのタイミングで反映させようと思っています.
米国株
NGEは買い増ししました.その結果,価格は思いっきり下がっているもののポートフォリオに占める比率は大きくなりました.そろそろ他の銘柄も購入していきたいところです.
オプション取引
2月中旬,オプションポートフォリオでは,期日が近づいてきたのでベアETFショート戦略のSHショートをロールオーバーしました.今までは,Callを売ってPutを買うことで合成ショートのポジションをとることでSHをショートしてました.今のTBFでやっていることと同じです.管理の煩雑さからDeep ITMとなったCallをショートする,あるいは,Deep ITMとなったPutを買うことでSHショートすることに切り替えました.
2月末の株価急落の際には,SHのショートを少し作るとともに,VXXのショートも段階的に作っています.VXXのショートは少しレバレッジをかけすぎている気がするので,そのコストが割高になっている気がします.2月のオプションポートフォリオのリターンの損失が膨らんだのは,VXXを売り重ねた結果です.
つみたてNISA
つみたてNISAは主に「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」を積立てています.ようやく50%になりました.今回の急落で,TOPIXと全世界株式(3地域均等型)が再びマイ転しました.
おわりに
ということで,2020年2月のhass fundは-9.73%という結果となりました.
待ちに待った調整相場ですが,一時的な調整にとどまるのか,長きにわたる調整相場の入り口になるのかよくわかりません.個人的には,COVID-19はそんなに怖いものだとは思ってはいないのですが,過剰反応(?)で実際に経済は止まりつつあります.これが引き金になって,世界的にリセッションに突入するかもしれません.少なくとも日本はリセッションだと思いますね(´・ω・`)実際に指標も悪いですしね.
リスクを取りすぎないように注意をしながら,バリュー投資家として割安な株を買いあさりたいと思います.
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