先週末頃から米国株,日本株ともに株価が若干の調整に入っていますね.
この株価の調整に乗じて,米国株取引口座を1本化を目論んだときにとりあえず保留にしていたSBI証券の口座内にある米国株を売り,IB証券の口座で買い直しました.それと合わせて,気になっていたTのプットオプションを売ってみました.
米国株売買
SBI証券の口座ではPGとVZを少しですが購入していました.ここ最近の調整でこの2つがほどよく含み損になってきました.
今年は確定利益があるので損だしとしてPGとVZをすべて売りました.その後,IB証券の口座にて売った分すべてを買い戻すとともにちょっと買い増ししました.合わせて分割売買を行った格好です.
これでNISA口座を除けば,保有してるすべての米国株をIB証券に集約できました.
オプション
気になっていた T と VZ のPutオプションをATM付近で売ました. 通信セクターばっかりですね.両方共,配当狙いの長期保有を狙って取引をしました.
- 売 T Mar16’18 Put@34
- 売 VZ Apr20’18 Put@45
ともに「持っても良いかな」と思っている水準を権利行使価格にしています.それぞれの満期日は1ヶ月ずらしています.これは時間分散のためです.
現物株を保有するなら直接買ったら良いのですが,配当金を狙うのであればPutオプションを売った方が効率的だと思ってこのようにしています.Putオプションの満期日にITMだった場合は,もともと保有したい水準で引き受けているのでプレミアム分だけディスカウントされたうえで保有できるのでうれしいです.逆に満期日にOTMだった場合は,現物は保有できませんがプレミアムが利益になるのでうれしいです.どっちに転んでもうれしいです.これは保有できるタイミングはあとずれする代わりに報酬がもらえる指値という考え方ができると思います.
雑感
今回は,年末に向けた損だしと米国株口座の1本化にむけた取引と,現物としてVZとTを長期保有を目指してATM付近でPutオプションを売りました.米国株ポートフォリオとしては,ほぼ通信セクターの株になります.まだポートフォリオを作っている段階なので,しょうがないかなと思っています.
オプション取引の損益は雑所得になってしまうのは残念ですが,Putオプションの売りと株の長期保有を目指した売買と相性がいいと思います.
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