7月の株式環境としては,FOMCのよる利下げ期待を背景に米国株は上昇傾向,EUも金融緩和期待から底堅く推移しました.日本株はというと,相変わらず方向感ないレンジ相場でした.
そんななか hass fund の運用成績は-0.73%の減少となりました.まぁよこよこですね.詳細をみていきましょう.
パフォーマンス
投資成績については以下に従って求めています.
パフォーマンスを算出するにあたり,売買手数料(税込),配当(税引き後),および売却益(税引き後)を考慮しています.ただし,売却益の税金は翌年の確定申告後に反映させます.
月次リターン
7月末時点のhass fundは前月比-0.73%の減少でした.一方でS&P500(税引後配当込,円建)とTOPIX(税引後配当込)はそれぞれ2.2%と0.3%のプラスとなっています.7月はhass fundは大きく指数に劣後しました(´・ω・`)
hass fund の内訳をみてみると,プラス寄与しているのはつみたてNISAだけで,オプションポートフォリオはよこよこ残りはマイナス寄与です.特に,米国株ポートフォリオが大きくマイナスです.詳細は個別のポートフォリオで書きます.
基準価額
以上の結果基準価額はこのようになりました.
hass fundの基準価額はトレンドラインに頭を抑えられているようにみえますね.テクニカル的にはそろそろ,上か下にどーんと行く感じでしょうか.
資産額
資産額はずっとよこよこですね(´・ω・`)
ポートフォリオ
全資産
現金が減りオプションポートフォリオ比率が15%から27%に増加しました.VIXが低い状態でしばらく推移していたのとVIX先物のショートがたまりつつあったので,株価の下落に備えてUVXYを戦略的にロングした結果です.
日本株
日本株は特に売買しませんでした.
株価水準としてはいろいろと割安だと思われる株が多々ありますが,十分買ってはいるのでまだ積極的に買うのは良いかなーと思っているしだい.
米国株
米国株(ナイジェリア)も7月は特に売買しませんでした.
ナイジェリアETFであるNGEの株価チャートをみると,きれいな下降トレンドです.PERは5くらいですが,IB証券で見れるAltavista Research のレポートによると,利益見通しが6ヶ月前より16%程度低下しています.見通しの悪化が株価に反映されていると思われます.いろいろなETFの見通し推移をざっとみてみると世界的に見通しは悪化しています.因みに米国は6ヶ月まえから2%程度の見通し悪化となっています(8/1時点).ゆうても,強いですね.
オプション取引
オプションは,先月に引き続きUVXYのオプションをメインにPut売りとカバード・コールを駆使して,UVXYのロングポジションを維持しながらその平均購入価格を減らしていました.
また,ベア型ETFであるSHとTBFのオプションを使ったレバレッジドポートフォリオにおいて,SHのショートポジションをロールオーバーしました.それと同時に比率を変更しました.今までは50:50に固定していましたが1といいながら,株は高値圏だったのでポジションを減らしていたので,SH:TBF = 40:60 みたいにしていました,最小分散で比率を決めてみることにしました.きまぐれでもとに戻すかもしれませんが.
つみたてNISA
つみたてNISAはかわらずです.たんたんと毎日積立をしています.
おわりに
7月のhass fund はなんだかんだよこよこでした.一本調子にUVXYが下がっている状況のなかでオプションポートフォリオがマイナスにならなかったことは大きかったです.
8月入って,トランプ大統領のツイートによる米中貿易摩擦の再熱により,VIXが少し跳ねてきています.早速UVXYロングが仕事してくれています.
とはいえ,VIXは20付近なので,市場はそこまで恐怖を感じていません.このままおさまるのか,一段とVIXが跳ねるようなことが起きるかわかりません.ただ,どちらに動いてもやるべきことをたんたんとしていきたいと思います.
コメント